私はいろいろな病気があって、もちろん歯科医院にもかかっています。
で、前からずっと気になっていたというか、心配していたことがあって、けっこう困っています。
それは、
歯科医院によって、虫歯予防の方法、考え方がすっごい違うということです。
内科とかだと同じ病気なら治療方法ってだいたい同じだと思うのですが、、
でも、最近ではコンビニの数より多いといわれている歯科医院のドクターや衛生士さんの考え方がいろいろすぎて、患者としてはどこのドクターや衛生士のいうことが正しいのかわからなくなります。
たとえば、歯磨きのしかたを指導してもらうと、
- 歯磨き粉はちょっとだけつければいい。
- 歯磨き粉は歯ブラシの上に2センチ以上たっぷりとつけなさい。
- 歯磨きが終わったら歯間ブラシとフロスをやりなさい。
- 歯間ブラシとフロスを先にやってから歯磨き粉で磨きなさい。
- 磨いたあとに口の中に残っている歯磨き粉はきちんとすすぎなさい。
- フッ素配合の歯磨き粉は口をすすぐとフッ素がとれてしまうので、まったくすすがない。
- フッ素は残したいが、たくさん残っていると口の中で増殖するカビのかっこうの餌になるから2回ぐらいすすぎなさい。
今まで歯科医院をいろいろと変えてきましたが、ほんとうにどのことを信じて歯を磨けばいいの?
本当の話、同じ歯科医院の中でも、医師や衛生士によって全然考えが違ったりもしました。
あるときに、担当の歯科医師に、私が処方された、ある口内炎用の薬について質問したんです。
そしたら、
「その軟膏はあまりお勧めできませんね・・それってどちらの歯科医院で処方されたものですか?」と言われたのですが・・
私「あの・・こちらの院長先生からです・・」ってほんとうのこと言っちゃいましたw
衛生士さんたちも氷ついちゃってましたよ。
結局私は「週刊文春」の記事にあった「歯の十大新常識 」を参考に、
- 朝起きたらすぐに歯を磨く。
- 歯磨き粉はフッ素配合のものを使う。
- 歯間ブラシとフロスは歯磨き粉をつけてブラッシングする前に行う。
- 虫歯を防ぐ最大の手段は、歯磨き後に適量のフッ素が口内に残すことなので、すすぎは1回で十分。
の方法を自分に採用しました。
いつも言うのですが、口内の健康のことについてさえも、世には様々な情報が乱れ飛んでるのが現状なんですよね。
(追記2019年10月28日): 上記の「フッ素」についてですが、私が使っている「シュミテクト」には高濃度フッ素配合と書いてあって1450ppm入っているけど、この商品は冷たい水などで歯がしみる知覚過敏の人が使うもので、販売者のグラクソスミスクラインのお問合せに電話して聞いたら、まだ歯がしみる症状がでていない人は予防の目的でシュミテクトを使う必要がないとおっしゃってました。
歯磨き粉に配合できるフッ素の量は最大値が1500ppmで、この商品に配合されている1450ppmという値は今ドラッグストアなどで売られている歯磨き粉では最高値ぽいです。
ちなみに、普通の歯磨き粉でフッ素が1450ppm配合されているものは、クリニカアドバンテージですね。うちの家族はこれ使ってます。