学費の捻出のためにバイトをしている大学生が、学業を疎かにしてまでバイトを優先しなければいけないという現状が社会問題として注目されるようになって久しいです。
ブラックバイトね。
大学の前期試験、後期?試験の時期になっても、バイトを休ませてもらえないということで、本業である学業に支障をきたしていると。
私も何十年も前に大学生していて、当然にバイトをしていたのですが、平日は授業が終わってからバイトに入って、週末や長期休暇時にはフルタイムで働いていました。
定期試験の数週間前ぐらいだったかな?当然として「試験休暇」をもらえたのです。
だってそれは本業が大学生だという理由からだけではなくて、学業を優先させてもらえるほどの給料しかもらっていなかったからで、
私が大学生のころと今とでは、物価はほぼ変わっていないというか、逆に今のほうがモノは全般的に安い。
なのに、私ら当時の大学生は時給500円だったんです。
時給500円でも普通に社員と同じような仕事内容だったし。
夏休みにフルに働いて、残業もしてやっと10万ちょい稼げていたんです。
そして、この自給の内訳に本業の大学の定期試験を優先させてもらえるという暗黙の了解があったんです。
それに比べて今の大学生って、非正規社員の人たちと同じ時給をもらっているんですよね。
時給1000円とかでしょ。
それだけもらってて、試験休暇を特別にもらえるとかだったら、同じ時給で働いている主婦のパートさんなんかの非正規社員からみて不公平じゃないかと思います。
彼女らは子供が熱だしたぐらいではなかなか休めないんですよね?
あと、私らのころの大学生は今の子よりも社会から大事にされていたかな。
今みたいに猫も杓子も大学へって時代じゃなかったし。