40代以上の80%の人の胃にいるといわれている。
これがいると胃潰瘍、十二指腸潰瘍になり易く、胃がんになるリスクも高くなるというデータがあるそうだ。
日本人が胃がんになり易いのは、これが日本人の胃に多いからだとどこかの医師が雑誌で言っていた。
ピロリ菌は今の50歳代以上の人に感染者がとくに多く、上下水道がきちんと整っていなかった時代に、だいたい5歳になるまでに感染するらしい。
感染経路は水や食べ物によるらしいが、井戸水や川から実際にピロリ菌が採取されたことはなく、ほんとうはどこからどう感染しているのかはわかっていないらしい。
ただ、幼児期に感染するということについて、ピロリ菌に感染している母親からの口移しや咬みくだいたものを与えたりすることが大きな原因のひとつと考えられてるということだ。
大人同士のキスや同じ皿から箸で食べたりしても感染することはないらしい。
ピロリ菌の検査はけっこう簡単で、確か血液検査で大丈夫だったはずだ。
できるだけ検査することをお勧めするよ。
ピロリ菌がいたらいたで除菌するための薬を1週間飲めばいいだけだし。検査費用も安いはずだ。
私は血液検査でピロリ菌がでたので胃カメラを飲んだ。
若いころから何度も十二指腸潰瘍になっていて、胃カメラは慣れていたはずだったんだが、やっぱり苦しかったよ。
そのとき、胃に小さなポリープがあるっていうことで、たぶんガンとかではないだろうけど、念のためにって細胞を採ってもらい検査にだしてもらったんだ・・
結果がでるまで2週間もかかるんだよ。
結局は良性のものだったんだけど、小心者の私は2週間、生きた心地がしなかったよ。