抗生物質が風邪やインフルなどのウィルス性のものには効果がなく、菌(黄色ブドウ球菌、結核菌など)にしか効かないということはもう常識だと言われていますが、そうでもないようです。

医師の60%以上が、本当は抗生物質では治療できない病気であるのを分かりながらも、患者の強い要望でやむなく処方したことがあるそうです。

まぁお医者さんも利益をあげないと医院経営ができないからね。

今は昔みたいにドクターが上から目線で仕事できない時代になったし、モンスター患者みたいなのが増えても仕方ないのかもしれません。

でも、私たちが抗生物質を無意味に使いまくると、自分の体に中に薬剤耐性菌(本来効果のあった抗生物質が乱用や医師に言われた期間服用せずに勝手にやめてしまい、その薬で死滅しなかったことを繰り返した結果、その構成物質が効かなくなった菌)がどんどん増えてしまいます。

そしてその人の排泄物などから下水道を通り、いつかは海に出て、それを海洋生物が摂取して、そしてまた私たちの体に戻ってくる。

そういうことを繰り返すと、以前は効いていた抗生物質が効かなくなってくるそうです。

私は専門家ではありませんから詳しく理解しているわけではありませんが、人類が滅亡する原因になる可能性としては、核兵器なんかよりずっと高いのではないかと言っている専門家の話を聞いて本当にゾッとしました。