まだ25歳ぐらいだったかな、
仕事で仙台まで行かねばならないことがあって、私は東北新幹線に乗って向かいました。
仙台で仕事を済ませて、仙台駅まで歩いて来ると、なんだかすごくざわざわしている。
やたらと黒いスーツ姿の人に目につき、黒い高級車もたくさんとまっています。
そして警察官、機動隊がすごい人数います。
駅前全体がただならぬ雰囲気。
やべーその筋の人がたくさんいるってば。
仙台で大物さんの葬儀が行われていたそうです。
私は、こわっ!さっさと新幹線で帰ります!
と思い急いでホームへ向かっていると、なんか黒い服、黒いサングラスの方々が
私と同じ線ではないかーーーーーい(゚Д゚)
やべーこの人達、まさか東京方面のに乗るのではないかっ!?
その筋の3名様は偉いっぽい人と若い衆2名、
3人だから背もたれを反対にして向き合って酒を飲んでいます。
そして最悪なことに、その向かいにあった席で空いていた1つの窓際席が私の席ですし・・
人生で一番怖かった数時間。
私はずっと寝たふりし、脂汗を流しながら耐え抜きました。
今だったらそういうことって起こらないはずですし、今思うと、JRに文句を言えばよかったって感じですが
25歳で世間知らずの私は事務所の人たちにも、こんな目にあったんだよ~~~(T_T)
とは言えずに(法律事務所に勤めていながらそんなのって恥ずかしいと思ってしまった)トイレの鏡を見たら、顔面緑色の自分がそこにいました。