息子が生まれたあの日から、ほんとうにあっという間だったが、18歳の誕生日を無事に迎えることができました。
息子は病弱というほどではないのですが、小さい頃からよく風邪をひいて寝込んでいました。
そして体力もなくて、小学校に入学しても体育はすごく苦手で。
特にプールが大嫌いで、体育の授業がプールになると毎日憂鬱な顔をしていたものです。
他の運動もあまり上手にできなかったので、息子は自分は運動が全然だめだ的なことを言っていました。
私はなんとかして息子に自信を持たせたくて、夏になるといつも近所の区立プールに、行きたくなくて泣く息子のご機嫌をとって何とか連れて行ったんです。
子供用のプールで水遊びして、水はきちんと準備して入れば怖くないってことを徐々に教えて、
そのうち息子の方から「パパ!大きい方のプール行きたい!」と言われたときの私の喜びはこの上もないほどでした。
そしていざ入ってみると、予想外の深さで私に抱きついたが、息子の目は輝いていたことを覚えています。
自分をおんぶしながら泳いでというので、そうしてやったらすごく楽しそうにはしゃいでいました。
私はその経過を慎重に観察して、とうとう息子に聞きました。
自分で上手に泳ぎたくないか?
うん!
じゃ、スイミングスクール見に行ってみる?
いく!
息子は即決で習いたいと決めました。
そして毎週土曜日に通い続け、6年生のときに1級(小学生まで)を卒業して特級クラスになり、
小学校を卒業して中学へ入学するとすぐに、中学生~高校生のクラスで特訓を受けるようになりました。
保護者席から見る息子の泳ぎは、素人の私から見たら世界選手権にでているような選手の泳ぎと変わらない感じです。
でも相変わらず体育の他の科目は苦手で、両親とも運動神経抜群?だったのに変だなってw
体育は苦手でもプールの時期になると息子は、クラスの友達や先生から「すごいね!」と言われたと私に嬉しそうに報告していました。
小学5年になったときに、それまで私のパソコンで遊ばせていたのだが、息子用に私のお古を使わせました。
タイピング練習用のゾンビ退治のゲームを買ってやると、毎日楽しそうにタイピングの練習をしてたのを覚えています。
今は小学生向きの優秀なタイピング練習ソフトがありますね。
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中学、高校と技術や情報の科目でタイピングをやり、ワープロ検定を学校で受けて、クラスで唯一の準2級をとってとても自慢げでした。
その息子がとうとう18歳に。
息子は高校卒業後は、通信制の大学をやりながらITエンジニア系のバイトをがっつりやって、いつか企業からひっぱりだこにされるような優秀なエンジニアになると決めているようです。
もちろん、そういう仕事があるということは私が誘導したのですがw
だって息子は社会人の経験がないんだから、最初は私が誘導して、そして息子が何か違うなと思うなら他の仕事を探せばいいかなと。
この3つのことだけが、私が息子にやってあげれたことで、他には何の力もない父親でした。
息子がほぼ大人になって、嬉しいような寂しいような。
夜中にこの文章を書いていて、なぜかパソコンの画面がぼやけて見える・・