まず、私の息子の場合、
一流~二流の中以上の大学に行けるほどの成績ではないので、通信制の大学に行くことになりました。
一流~二流の中以上の大学ではないと、卒業しても、その子の将来の社会的地位について、意味がないだけではなく、
逆にマイナスなレッテルを、一生涯に渡り貼られてしまう可能性があるという、けっこう前からある現実を、見て見ぬふりをしている親。
知らない訳ではないのですね。
知りたくないだけ。
親として、わが子の将来を幸せにできるという思い込みが、自分の親としての仕事を、とにかく大学を卒業させたということで完結させたいのかも。
私もずっとそう思っていました。
このブログを読んで下さっている方々なら、もうご存じでしょうが、
私は都内といえど、偏差値が50そこそこの大学の法学部を卒業したが、社会に出て、上記のように何の役にも立ちませんでした。
高校は神奈川県立の中堅高をでていたので、大学ではすごく違和感がありました。
忘れられない出来事があります。
大学1年生のときの英語の授業で、宿題として教科書の英文を和訳してくるということがあったのですが、
それを一人ずつ発表しきますが、ある人が、
I had breakfast.
を、「私は朝食をもちました。」と訳しました。
ヤバいよ、先生さすがこれには怒るだろうなと思いきや、先生が間違い指摘するどころか、教室にいる学生が誰も、何事もなかったように聞き流していたんです。
先生も本気で教えていない。
学生も単位だけ欲しい。
そして一番欲しいのは、楽しい大学生活、キャンパスライフだ。
私は初めて本気で、ヤバいところに来ちゃったと思いましたね。
もっと勉強をしておけばよかったと本気で後悔しました。
私は息子に、きちんとした大学へ行かせる経済的な余裕がないことも詫びました。
だが息子は、「自分は(たぶんパパみたいなw)三流大学へ行くよりも、通信制大学をきちんと4年で卒業することのほうが難しいというか、逆に4年で卒業することに意味があると思う」と。
ううむ、、確かに、通信制大学は自宅で勉強するので、サボろうと思えばいくらでもサボれる。
実際に4年で卒業できる人は、とても少数派だということを大学側から聞いたことがあります。
私は極端な考え方をするやつなので、単純に自己正当化しているだけかもなので、まだお若い親御さんはあまり本気にしないでくださいw
でもですね、、
今後の日本社会は、いったいどのように、どのくらいの速さで、どういう方向に進んでいくのでしょうか?
最後に、私は運よくと言うか、悪くと言いますか、何回も転職し、様々な業界で働いてきたし、夜の店の経営でお客さんをいろいろ見てきましたが、
どの企業(一流企業がほとんど)でも、出世する人は必ず「人柄」がいい人。
課長までは、人柄よりも、仕事ができる人が先になるが、そこから上へは、どの企業でも「人柄」がいい人が昇進していきました。
私は齋藤孝先生の本が大好きで、大学時代からずっと何度も読み返してます。
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