私が某損保会社に勤めていた頃の話なのですが、大きな案件の契約がとれそうなので、急遽青森まで行くことになりました。
お客様から遅くなってもいいので、今日会いたいという要望があり、2日ぐらい向こうに滞在する予定で、新橋の会社から急いで横浜の自宅まで帰り、家族に頼んでおいた出張セットを手に羽田空港に向かったのです。
自宅を出てからずっと契約の詳細について、あれこれ考えながら横浜駅東口から羽田へのリムジンバスに乗って、首都高も渋滞してないな、よし!みたいに安心して書類の確認作業を「のんきに」してたんですよね。
ほんとうにそのときは、バスが空港に着いたのはわかってたのですが、いろいろ考えごとしていて、バスから降りても心そこにあらずで契約のことばかり考えていました。
そして私が乗る便の放送がされて、さてって中に入ろうとしたときに・・
あっっ!!!!汗
私、高所恐怖症で飛行機できるだけやめたかったんだった!!!
と我に返ったのです。
時すでに遅し。
今からもう東北新幹線に変更しよ!なんてことできないし・・
仕事で仕方なく、よく飛行機乗ってたのですが、
いつもCAさんに心配されて声かけられるほど顔面蒼白状態。
その日は最悪にも、席がCAさんの真ん前で、、
いつものように「お客様、大丈夫ですか?」みたいなこと言われるのが嫌で、到着するまで目を閉じてうつむいて、顎から脂汗タラタラw
CAさんとの距離、ほんの数メートルぐらいだった気がする。
でも私が寝たふりしてるからCAさんもなかなか声かけられないっぽい。
1時間ちょっとの地獄も終わり、やっと地面に降りられる!(∩´∀`)∩ワーイ
と思い通路に並ぼうとしたとき、CAさんから
「お客様、ご気分がすぐれないようでしたら・・?」みたいなお言葉を・・
私、焦っちゃって、
「えっ?えっと・・高いとこ苦手でして・・」
そしたら小さな子供がそれ聞いて笑いだすものだから、周囲の人も笑っちゃって、CAさんもニコニコ、否(・∀・)ニヤニヤみたいな・・
若い私は赤面w
青くなったり赤くなったりでもう嫌って思ってましたねw
いまでも、どんなに空いてても、絶対に窓際には乗らないし、窓のシャッター必ず下ろします。
飛行機超苦手。