私が昔、NTT116コールセンターにいたころの話です。
当時まだネット回線はNTTフレッツのみの時代で、
さすがにもう光回線になっていましたがw(その前は、アナログ回線で、電柱に架かっている電線、たぶん銅線の時代じゃないです。ADSLの時代が最後のアナログ回線)。
当時のNTT116センターはでっかくて洒落たオフィスデスク、デスクの形状がU字型のやつですね、
で、アナログ電話の新規申し込みや、移転などと同じ部署で光回線の申しこみ、工事日時の調整などなど、NTTブランドのパソコン、FAX電話なども売るなど様々な電話、ネットに関する業務をやっていたことから、インターネットプロバイダ会社への転職時にNTTコールセンター出身だというとまず採用。
研修時に講師の契約社員さんよりも自分のほうがインターネットに詳しくて、研修生から難しい質問とかあると、「●●さん、詳しくお願いしますww」と教壇に立っていましたw
でもですね、コールセンターでコールを直接に受ける仕事が、涼しいオフィスで座り仕事で楽そうだなというのは大間違いです。
コールセンターで働く人のストレスは、他業種のそれとは比較できないほどのレベルで、すぐに辞める、契約社員や派遣社員の出入りが激しかったですね。
つまり、いわゆる「クレーマー」という連中がほんとうにたくさんいて、挙句に元電電公社の仕事ぶりからなかなか変われない社員も多くて。
そういうクレーマー輩は、一次コールを受けるセンター員がまだ新人さんであるのをすぐに見抜きます(見ないかw)。
毎日何回も担当員を指名して電話をかけまくってきます(0120だから通信費かからないですし)。
それらに対するコール受け部門は、だいたい1つのグループを統括する係長1名、コールを受けるメンバーをサポートするSV社員2名、メンバー8人ぐらいで構成されていて、センター1フロア数百人という規模でやってました。
私はそこ以上に大規模コールセンターは見たことなかったですが、、
コール受けたメンバーがクレーマーのオヤジがドス効かせた声、でかい声で文句を何時間も言ってくるんです。
ちょっと上の者に相談しますって言うと、
「待てよ!まずあんたが前に教えてくれたことについて異議を申し立てているんだぞ!」
異議申立てってあんたw
それは個人が公務員の行なったことについての異議申立てであってw
民間人が民間人に使う法的手続きじゃないんだぞw
で、もうコール受けした人では解決できないまでにしたところで、
「おい!あんたじゃ何もわからんじゃないか!もっと責任のある上の社員を呼んで来い!」とw
そこで待ってましたと係長が(係長でも解決しない場合)フロア統括の課長さんのとこに回すんですww
で、その課長さんはどうやってその案件を処理するかって?w
そこはちょっとコンプラに反することになる可能性があるので勘弁でw
でも最近は、都心にあるコールセンターは中小企業のもので、大手は地方にセンターをもってます。
都心にあるコールセンターは、普通に営業さんたちと同じオフィスでやってるので、よく電話口から「今月の売上」の発表の歓声などが聞こえてきますw
いわゆる、「体育会系」会社で、営業成績がいい人をみんなで讃えて表彰しているんですね。
最後にはダメだった営業マンをネチネチいびってるな的な声も入ってくるんですよw
いわゆる、ブラック企業ですね。
あとは(今はどうかわからないですが)コールセンター用語に「ジュース貧乏」ってのがありましてw
しゃべる仕事でオフィスはOA機器たくさん、自分も複数の端末に囲まれているので、乾燥してるとすぐに喉がやられます。
だからのど飴は必須アイテム、オフィスでたエレベーターホールには飲み物の自販機が何台もあってw
挙句に昼休み時間になると、エレベーターホールのところで「ヤクルトレディー」が布を床に敷いて座っちゃってヤクルトを売ってるんですね。
それも何人もです。
なんかそういうのって私の父親から聞いた話でw 伝統的なヤクルト販売員さんらしいです。
まぁ、話しがだいぶ逸れちゃいましたが、コールセンターは喉が強くて、他人から怒鳴られてもほぼ平気、そこそこズボラさんでないと、すぐに嫌になってしまう仕事です。
時給1,500円とかではやっていけませんねw
せめて2,000円だしてください、N**さん。
私は某所のNコムさんで派遣で働いていたこともあって、そこは時給2,000円でした。