白髪に関しては、昔から多くの言い伝えがありますよね。
例えば、白髪になる人は禿げないとか、白髪は1本抜くと2本に増える、若白髪の人が長生きするなど昔から語り継がれてきたものが多くあります。
しかし、どれもはっきりした根拠があるわけではないらしいです。
言い伝えというものは、概して根拠の曖昧なものが多く、白髪とハゲの関係もそれと同じ。
もちろん、現実に白髪でハゲていない人もいると思うのですが、白髪でしかも若ハゲという人も少なからずいますよね。
冷静に周囲を見れば、実ははっきりするものです。
白髪の人が禿げにくいというのも俗説の1つに過ぎない感じです。
円形脱毛症は放っておいても治るものなのか?
1つ1つのハゲの大きさが、10円玉大からせいぜいそら豆大のサイズ。
数も1個ないし2、3個で、みるみる広がっていく様子がないものは、円形脱毛症でも普通型に属し治りやすいそうです。
ハゲが1個なら放置していても6ヶ月から7ヶ月で治ることが多く、早めに何らかの処置をすれば、3~4ヶ月で治ってしまうからそれほど心配する必要はないようです。
その間は、十分に洗髪して頭皮を清潔に保ち、発毛剤を朝夕局所に塗布しておくといいらしいです。
ただし、なかには難治性に属する治りにくい円形脱毛症もあるそうな。
原因としてはアトピー体質があったり、他の合併症を併発しているケースもありますので注意が必要ですね。
これは、ハゲが頭髪の生え際にできたり、円形や楕円形ではなく不規則な形で広がっていたり、眉毛やまつ毛などあちこちに脱毛が飛び火しているようなら注意が必要だそうです。
円形脱毛を見つけた初期の段階において、それが普通型か否かを判断することは、素人ではなかなかできない。
あまり素人判断はせずに、早めに皮膚科の専門医の診察を受けることが必要だと思います。
また、巷では円形脱毛症は伝染するといった言い伝えがあるが、これは極めて稀な症例としてカビなどが寄生した場合に起こるものらしいです。